自己持分の消却
- ファイナンス・ツールを開きます。
- 消却する有価証券を、株式・新株予約権・新株予約権付社債の中から選択します。
- 自己持分の消却を選択します。
- 発行会社が自己の勘定として保有している対象有価証券が表示されますので、消却したいものを選択します。
「NEXT >>」ボタンが表示されるので、押すと画面が遷移します。 - 自己持分に、消却したい株数をマイナスの値で入力します(Ver.6.04以降は、プラスの値を入力しても自動的にマイナス表示されます)。
- 「OK」ボタンを押すと、シートにユニットが挿入されます。
- 「すべて消却」と書かれたチェック・ボックスにチェックを入れると、自己の勘定として保有している対象有価証券のすべてを消却します。
- 新株予約権あるいは新株予約権付社債の場合には、目的株式の数が表示されています。
消却株数には、この値の倍数を入力しないとエラーとなります。
目的株式の数とは、1個の新株予約権によって発行・交付される株式の数ですから、消却株数はこの値の倍数でなければなりません。
例えば、目的株式の数が3株であるとき、消却株数に100株と入力することは出来ません。
- 対象有価証券が株式であるとき、既に取得の際に純資産額を減額していますので、会計処理は行われません。
- 対象有価証券が新株予約権あるいは新株予約権付社債であるときは、取得価格を参照して消却損を当期の損益として処理します。
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