「ライツ・プラン」コマンド

コマンドの目的 : 特定の株主の保有比率が一定以上となったとき新株予約権付社債の無償割当を行います。

流行の買収防止策のうち、もっとスタンダードなものをコマンドとして追加してみました。
特定の株主を「敵対的買収者」と認識し、次にライツ・プランの発動比率を設定、その株主の保有比率が発動比率を超過するとその時点のすべての株主に対して新株予約権の無償割当を行います(但し当該「敵対的買収者」には行使する権利はない)。

実行方法 : メニューバーの「資本政策案(P)」から「ライツ・プラン」をクリックするか、ツールバーの「RP」をクリックします。

「ライツ・プラン」と題されたフォームが開きますので、

  1. 右側のフレームから「敵対的買収者」を指定します。
  2. 発動比率を設定します。
  3. 新株予約権の内容が表示されますので、OKボタンを押します。
    (新株予約権の内容を変更したい場合には「自分で新株予約権の内容を決める」にチェックを入れます)

Tips : ユニット挿入後、何らかの理由で「敵対的買収者」の保有比率が発動比率を超過した時点でプログラムが自動的に無償割当した新株予約権の権利行使を行います。

関連法規 : 会社法第277条など




    コメントを残す