ソーシャルブックマークサービス、認知度は1割強

気づくのがやや遅れましたが、メモです。
「ソーシャルブックマークサービス、認知度は1割強 」 – Japan.internet.com

全体1,069人に、「ソーシャルブックマークサービス」を知っているか尋ねたところ、
「利用している(利用したことがある)」と回答した人は3.74%(40人)、
「知っているが利用していない」は9.82%(105人)、
「聞いたことはある」は14.03%(150人)。
「聞いたことがない」は72.40%(774人)だった。
利用経験者の割合や認知度はわずかに上昇したものの、まだまだコアユーザー向けのサービスということだろうか。

利用者は全体の僅か3.74%。まず原因として考えられるのは、ネットで積極的に情報を探す人の割合がそんなに多いとは思えない事。決まったショッピングやオークション・サイトを時折利用する程度といったライト・ユーザーにとってSMBが必須になるとは思えません。
次に、情報取得にネットを積極利用している人でも、単にブラウザにブックマークするだけで事足りている人も多いのではないかと。私も最初はSMBの利用価値がどこにあるのか良く分かりませんでした。多くの人が注目しているサイトが必ずしも自分に役立つとは限りませんし。但し、最近ではスタイルとしてDiggやTechMemeを見て、いま世の中が注目している情報は何かを確認するくらいの習慣はつきましたが。

「利用している(利用したことがある)」と回答した40人に利用しているソーシャルブックマークサービス名を聞いた(複数回答)。
「はてなブックマーク」が26人で最多。
次点は EC ナビが運営する「EC ナビ人気ニュース」の10人。
米国 Yahoo! が買収した「del.icio.us」、2005年11月よりサービス開始した「JoltMark」がともに5人となった。

「ソーシャル」というくらいですので、利用者数が多くなければ真価を発揮しないと思われますが、「はてブ」にはある種の「濃さ」が感じられ、それが面白いような気もします。将来、ユーザー数が一千万人単位になったとして、そのときに上位にくる情報というのは現在とは違ってしまうでしょうが、情報のとんがり方は逆に「薄く」なってしまうのではないでしょうか。