6月, 2006 のアーカイブ

We all knew it was going to happen. We sue McDonalds for getting us fat, then we sue for coffee being too hot and now we sue Myspace for getting us raped. It’s like we can’t take care of ourselves without being warned first.
Girl sues MySpace for getting her assaulted.

「またか。太ったとかからと言ってマクドナルドを訴え、コーヒーが熱すぎると言ってはまた訴え、今度はレイプされたと言ってMySpaceを訴える。どうやら我々は予め注意されないと自分の身も守れないようだ。」

Diggの記事より。
MySpaceを通じて出会った男性に襲われた14歳の女の子(とその両親)が、未成年者(原文はminorとなっている)の保護を怠ったとして30百万ドルの訴訟を起こしたようです。Web2.0の波に乗ろうと高い金出して買ったのに、法規制されるかもしれなくなってウンザリしているMurdochにとっては、泣きっ面に蜂といったところでしょう(被告はMySpaceオーナーのNews Corp)。
元記事はこちら

(165もあるので最初の方しか読んでませんが)Diggに寄せられたCommentsは概ね原告に対して否定的な模様。

She’s the one who gave the guy her phone number… Even as much as I despise the site, it’s certainly not myspace’s fault. I’d sue her parents for letting a 14 year old go out with a guy she met on a infamous site for predators. Keep up with your damn children already!

「その男に電話番号を教えたのは彼女自身なんだろ。MySpaceは好きじゃないけど、今回のケースでは全く非はないね。俺なら未だ14歳の娘を平気で性犯罪で悪名高いサイトで知り合った男に会わせるその両親を訴えるよ。ガキはちゃんと手元に置いときな !」

So if you call a wrong number and get into a discussion with the person, set up a meeting, get raped, it’s the phone company’s fault right?

「じゃあ、たまたま間違い電話をかけた相手と話があって、会ってみたところレイプされちゃったとしたら、電話会社を訴えるのか??」

There are plenty of protective measures on MySpace.
First of all, if you do not know the person who is asking to be your friend, you do not have to hit the “accept” button. How hard is it?
Second of all, you can put your profile in “private mode” so that only your friends can view it.
Many MySpace users know not to talk to strangers. There are just the select few that are too stupid to comprehend and shouldn’t even be allowed near a computer.

「MySpaceには沢山の『保護機能』が備わっている。先ず始めに、友達になろうと言い寄ってきた相手を拒否するなら「Accept」ボタンを押さなければいい。簡単だろ ? 次に、プロフィールは『プライベート』モードにしておけば友達登録した人にしか見られない。大半のユーザーは見知らぬ相手とは話さないことを知っている。こんなことも分からないおばかさんはコンピュータに近寄るなって。」

Ok let’s see who’s fault is this:
“The girl gave out her mobile phone number “
Ho my god! Cell phones are getting all our children get raped!!! Lets sue the bastards! (Another 30 000 000 for a total of 60 000 000)
Wait maybe there is more:”…She says that after the pair went out one time to see a film and have a bite to eat, he drove her to a car park and sexually assaulted her…”
Hu ho, its probably the movie that gave the idea of the rape… lets make it 90 millions! Oh wait what did they eat? And how comes there was nobody watching that park? Do the owner of the park have no shame to promote the raping of young girls by having an unsupervised park like that open to the public?
Get real bunch of money hungry bastards! The only reason My space is sued is because its on the news everyday lately. Like the parent poster said : “Keep up with your damn children already!”

「オーケー。誰に責任があるのかはっきりさせようぜ。
『少女は携帯電話の番号を教えた』
オー、マイガッド ! 子供たちがレイプされるのは携帯電話会社のせいだ ! さっそく連中を訴えようぜ ! これで最初の30百万ドルに加えて合計60百万ドルだ !
いやまて、少女は映画を見たあと食事をして、駐車場で襲われたと言っているじゃないか。おおお、レイプのヒントを与えたのは映画だったのか、これで90百万ドルだ。まてまて、彼女は何を食べたんだ? それからなんで駐車場には誰も人がいなかったんだ? 公に供した駐車場の管理を怠り暴行を推進したオーナーは恥知らずじゃないのか ?
金の亡者め ! MySpaceが訴えられる理由があるとしたら、毎日ニュースになっちゃうことくらいだ。誰かが言ってたように、ガキはちゃんと手元に置いときな。」

とまぁ、こんな感じ。
それにしても、MySpaceって一時日本でも問題となった出会い系サイトと同じような扱いになってしまっている事が良く分かる事件でした。

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日経産業新聞に電子ペーパーの記事が掲載されていました。
「離陸間近 フレキシブルディスプレー(上)」 – 日経産業新聞 H16/6/19 第10面

記事の内容はカリフォルニアで開かれた「表示機器に関する世界最大の国際会議」において「フレキシブルディスプレーの発表が相次いだ」というもの。出てくる日本企業はブリジストン、キャノン、大日本印刷といった大企業ばかりで、E InkのようなVBはなく、なんだかつまらない。

WiredでE Inkの記事を読んだのは一体いつのことだったか….。検索してみたら2001年3月でした。あまり「新製品」とやらに新味を感じることのない私ですが、これは久しぶりに面白いと思ったものです。電子手帳なんかも、電子ペーパーで出来ているのなら使ってみたい気が少しします。落としても簡単には壊れなさそうだからw
あれから5年も経過するのに、ちらほらと関連記事を目にするのみで、一向に商品として目の前に現れてきませんねぇ。

ぺらぺらのA4サイズで、いろいろと情報を溜め込んでおけるようなものがあったら面白いのではないですかねー。勿論書き込みもできるような。メモをそのまま画像として保存出来れば十分で、書き文字を認識するような面倒な機能はいりません。

ブリジストンは「2008年に商品化したい」らしいので、一般に手が届く値段に落ちてくるのは2010年くらい?

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「梅田さんがバブルの発生を宣言」したというので元記事を読みましたが、直接に「バブル」と断定しているわけではなかったです。

二〇〇〇年春の米ネットバブル崩壊以来、苦しい時期が続いていたシリコンバレー経済が、久しぶりに活況を呈し始めている。起業熱の高まりは、皮膚感覚から言えば、本連載を開始した一九九六年夏のムードに近い。

TechCrunchに目を通していれる人なら皆感じていることなのでは。あれだけ次々と「Web2.0企業」が現れ、やれXnd Roundを終了なんていってるくせに、肝心のサービスは無料でビジネス・モデルが確立されていないとくれば、よほど鈍い人でない限り「ひょっとしてバブってんじゃないの?」と思う筈。

潤沢な資金を有する巨大企業が競って有望ベンチャーを買収するという「出口の構図」もはっきりしてきた。

del.icio.usやFlickrの買収劇を見ても明らかなように、VCのPrimary Exit Strategyが既にIPOではなくなっていることについては既に取り上げました。ということは、仮に今回もバブルだったとしても、対象となる企業が株式市場に公開しないのであれば、それによって大儲けしたり大損したりするのは一般投資家ではなくVCやAngelのみということになりそう。

また、

ベンチャー成功の出口としての株式公開件数は、米国企業会計改革法(サーベーンズ=オクスリー法)が厳しいため、九〇年代末のようには伸びないだろう。

とも書かれていますが、ご存知のとおりこの法律は、

エンロン事件などの会計スキャンダルにより、大きく傷ついた証券市場の信用を回復させるため、監査制度、コーポレート・ガバナンスやディスクロージャーなどに関する抜本的な改革を行うことを目的とした法律であり、米国の公開会社に適用されます。
あずさ監査法人のサイトより抜粋

というものです。氏の書き方では、まるで監査等に掛かるコストや手間を嫌ってIPO件数が減っているかのようですが(そういう面もあるでしょうが)、単に、兎にも角にも面白いサービスを無料で提供してユーザー数を獲得した後、大手に買収してもらおうという流れになっているに過ぎないと思います。

確かに「Web 2.0」の定義は相変わらず曖昧だ。しかしその定義を議論し続けるのではなく、数百、いや千以上のベンチャーを本当に作って競争・淘汰させ、その中から一つでもいいからグーグルみたいな突然変異を生み、「Web 2.0」という概念が本当は何だったのかを実証してみよう、そのプロセスに全体として一兆円くらい張ってもいいんじゃないか、という気分がシリコンバレー全体に出てきた。

これは氏の個人的感想ではないかと。少なくとも実際にお金を出したVCは「その中から一つでもいいから」なんて思っていないと思いますよ。

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追記 :

サーベーンズ=オクスリー法については、私の認識が甘かったようです。

In short, SOAhas far-reaching implications for private enterprises bound for public status.
Factoring Sarbanes-Oxley Into Your Capital Markets Equation
By Dan Montgomery,Partner, Ernst &Young National Professional Practice, and Gil Forer, Venture Capital Advisory Group Leader

Google…innovative?!? Come on!
Open Sources by Dave Rosenberg and Matt Asay | InfoWorld | Google…innovative?!? Come on! | June 17, 2006 05:56 PM | By Matt Asay

「Googleが革新的だって? 冗談だろ?」なんていうタイトルの刺激的な記事。

1. Search. It wasn’t the first, but it’s clearly the best. A+
2. Orkut (Social Networking) – F (Was there every any need for this? Did anyone ever use it?)
3. Picasa (Photo sharing) – D (Acquired, not developed in-house. Tired retread of Flickr, which is better)
4. Froogle (Comparison shopping) – F- (Possibly the best idea and worst delivery of anything new Google has done. But it stinks)
5. Spreadsheets (Um, spreadsheet) – D (Didn’t Microsoft do this much better decades ago? So now it’s on the web…who cares? It’s not nearly as good as Excel. Certainly nothing innovative about it.)
6. Calendar (PIM) – C (A decent product, but not innovative)
7. Google Earth – A (Not very useful, but very cool. For about 20 minutes, and then it’s time to get back to work and the real world again)
8. Google Maps – A- (Pretty cool. Moderately innovative in the ability to scroll maps. But that’s really the only innovation.)
9. Google Mobile (Text) – C (I love texting Google for answers, but it’s hardly innovative. Others have been doing a better job of it for years.)
10. Google Hubris – A++

「1.検索 – A+ ……最初に始めたわけではないが間違いなくこの分野ではベスト。
2.Orkut – F ……ニーズあるの? 誰か使ってた人いる?
3.Picasa – D ……買収した技術であって、自分たちで開発したものではない。Flickrの焼きなおしだし、そっちの方がいい。
4.Froogle – F ……アイデアは良いが実装はお粗末。但し可能性は捨てきれないかも。
5.Spreadsheet – D ……数十年前にMicrosoftが成功させたものをWebに持ってきただけだけど…それが何だって言うの? Excelに勝っている部分もないし、全く’innovative’ではない。
6.calendar – C ……まっとうな代物ではあるが、これも’innovative’とは言えない。
7.Google Earth – A ……実用的ではないがCoolだ。20分くらいは遊べんだら、さっさと仕事に戻ろう。
8.Google Maps – A- ……極めてCool。地図をスクロールして見せたのはそこそこ’innovative’だ。が、その点だけだね。
9.Google Mobile(Text) – C ……私はこれが大好きだが、残念ながら’innovative’ではない。何年も前から同じことをよりうまくやっている人達はいる。
10.Google Hubris – A++ ……彼らの傲慢さはピカ一だ。」

てな感じでバッサリな訳ですが、まぁ、これだけGoogle礼賛の記事や本が世の中に出回れば、反対のことを言いたくなる人も出てくるのかな、と。
但し評価できる点はちゃんと評価しています。

Don’t get me wrong. I think Google is a great company for what it does well: search.
Yes, Google search is awesome.
Google’s primary innovation is its original insight that ads marry well with searches. Its search is great,

多分この人は「Google Lover」の盲目的な態度が気に入らないのでしょう。何かを過信して自分で考えることを止めちゃったら、新興宗教にハマっているのと変わりませんからね。

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ご存知の通り、昨日はBill Gates引退の話題で持ちきりだった訳ですが、個人的にはOSやIEなどにBugやSecurity Holeがなくなってくれればそれでよくて、それはあれだけの規模の会社になってしまった以上、Gatesの引退が直接に影響することではないでしょう。

私が興味を引かれたのは論評はやはりこのお二人の論評。

金も地位も手に入れたゲイツにとって、最後にほしいものは名誉だろう。それはTime誌の表紙を飾るだけではなく、おそらくノーベル平和賞が彼の究極の目的ではないか。
ビル・ゲイツの第2の人生 – 池田信夫 blog

引退後に彼が主として取り組む財団活動のことを指しているわけですが、本当にノーベル平和賞を狙っているかどうかは別として、やっぱり後継者はRay Ozzieだったとか、(これは単なる偶然でしょうが)Robert Scobleに続いてGatesもか!みたいな、いかにもMicrosoft WatcherらしいBlog界の記述よりは、鋭く先を読んでいる点で面白いっス。もう、端的にスパッとね。

あれだけの資産を持ってしまったら会社を2つ3つ作ったところで使いきれるものではないし、そんなことは(Softwareに関することであれば)Microsoftの中で出来るし、後は慈善活動しかないのでしょうが、池田氏の記述に寄れば財団の評価は高いようですし、素直に「gates偉い」と評価したいところです。

が、そう単純にコトを捉えてよいものかを指摘しているのがこの方。

彼は知っているのだろうか?徹底的な慈善活動というのは、時に慈善ではなく偽善になってしまうのだということを。
Kill Bill’s Little Finger – 404 Blog Not Found

やはりこの方は、善意を推し進めた結果が必ずしも良い結果を生むとは限らないことを知っている。

その後何度かBillを拝見したことがあるのだが、いつも変わらない印象は、「徹底的にムキになる人」ということ。
この「徹底的にムキになる」というのは、実はBillだけではなく合州国の根底にあるドグマでもある。
ただでさえ世界は合州国の徹底的な善意でおなかいっぱいなのだ。イラクを「解放」する感覚で貧困と疫病を「解放」するというのであれば、まだ$50Bを湯水のごとく浪費してくれた方がマシのようにも思える。
Kill Bill’s Little Finger – 404 Blog Not Found

「徹底的にムキにな」った結果として「Evil Empire」なんて呼ばれるようになっちゃった彼(Microsoft)ですから、またやり過ぎて変なことになってしまう可能性は十分にありますよね。

小指の話も面白かったっス。

service began development june 4, launched june 4, tech crunch june 5, c&d june 15
Everybody’s stalking: Accidental entrepreneur David Weekly sets a new record for startup failure – Valleywag

はやーw

Wag: So how’d this all leave you? What did you learn?
David: Well, I learned a little bit about viral marketing. I also learned that big companies sometimes don’t like small companies innovating using them as a platform. And I had some real fun, which was the whole point, anyhow. This wasn’t meant to be a billion dollar idea, it was something fun to do on a Sunday.

TechCrunchの記事だけでは分かりませんでしたが、この作者、なかなか楽しいお兄ちゃんのようですね。

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たまには時節に即した話題を。と言っても現時点ではすっかり盛り下がってますが…。

Freakonomics Blog » Are stars born or made? Here’s what World Cup 2006 has to say on the issue.

「ヤバい経済学」なんていうトンでもない邦題がつけられちゃった「freakonomics」の著者Steven D. Levitt と Stephen J. DubnerのBlogより。

各界で活躍するスターは、生まれつき特別な才能を持っているのか、あるいは訓練や教育の成果なのかを論じたNew York Timesへの寄稿の続編。開催中のWorld Cup 2006で再検証した結果は、やはり「スターは作られる」。

キッズ・プレイヤーは一定の年齢に達した時点で国際試合への出場資格を得るそうなんですが、FIFAが1月1日時点での年齢を基準とすると決めていることから、彼らの推論は、World Cupに出場している選手は年前半に生まれた人が不釣合いに多いであろう、というもの。

その理由は、発育過程のキッズにとって1月生まれと12月生まれの1年間の差は大変大きく、それは年齢を重ねるに連れて縮小するものの、早い段階で優秀なコーチや他の選手と触れ合う機会を持つことが、その子供に長期的に大きな影響を与えるから。

で、World Cup 2006 出場全選手のデータを見てみたところ….!

January—52
February—43
March—35
April—38
May—38
June—25
July—29
August—31
September—26
October—35
November—22
December—27

むー、見事に1,2月が多くて11月、12月は少ない。すげー。

他にもFIFAが1月1日を基準としたのは1997年からであるとか、国によって基準日が異なるとかいう細かい修正事項もあるんですが、それた本文を当たってください。

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Boing Boing: Macabre Japanese candy product
何故か突然おなじみのサクマドロップがBoingBoingに取り上げられていて、しかも紹介のされ方が凄いですw

Macabre Japanese candy product
Heidi MacDonald came across a truly strange food product, based on a movie about kids who starve to death.

Macabre —- ぞっとする、身の毛もよだつような
「Heidi MacDonaldは子供が餓死する映画を基にした極めて奇妙な食品を偶然見つけた。」

One of the finest animated movies ever made is the Japanese film HOTARU NO HAKA – or GRAVE OF THE FIREFLIES, a horrifically beautiful movie about two Japanese children orphaned by the war who struggle for survival with no food in a society turned savage. Based on a true story, it is a struggle they do not win, as the opening scene reveals. Beautiful, lyrical, grim yet unsentimental — no one human can watch this film without weeping.

懐かしい映画ですね。トトロと併映じゃなかったですか? 個人的にはもう見たくありません。泣いちゃうから。

映画の寸評はベタ褒めに近い感じで、誤解されているような様子はありません。それだけに、映画のキー・ファクターとなった悲しい悲しい飴が普通に売られている事が奇異に感じられたのでしょうか。

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Google gonna be evil. Who want to hand in their privacy to getting some crappy info like Nicole Kidman’s fashion?? They are too arrogant.

A team from Google Research has developed a prototype system that uses a home computer’s internal microphone to listen to the ambient audio in a room, determine what is being watched on TV and offer web-based supplemental information, services and shopping contextual to each program being watched.
TechCrunch » Blog Archive » Google Research prototypes ambient audio contextual content

PC付属のマイクロフォンで部屋に流れているTVの音を拾い、番組内容に関連した情報や広告を提供する研究をGoogleがしているんだそうです。
Marshall Kirkpatrickというこのエントリのライターの意見は

It’s strange, but it sounds like it works and people might really like it.

というもの。しかしコメント欄を見ると、

Is google crazy?!? I can’t even imagine what this current project would make the privacy advocates say. Letting it hear us over a mike, and then making ads? This is giving me the creeps, and I have no intention in allowing 1984 style loss of privacy coming any quicker that it already is. I can see this information being used for good, but in the hands of the wrong people. Oh my god! What if the government is successful in subpoening google for information? So, now apart from phone calls, they literally tap into our living rooms, and hear our conversations.. Absolutely not!

あっはっは。まずはこのような反応をするのが健全でしょう。
もっと皮肉が効いているのが

The NSA will just love this.

それから、

Great!!! Another way to get more, better spam!!! More ads, consumers rejoice?

例の本の著者さんによれば、「世界中の情報を整理し尽くす」のが「グーグルの構想」なんだそうですが、このサービスに限っては全く大きなお世話と言うものです。番組内で流れた音楽や俳優が着ている服、スポーツ選手の過去の実績等の情報が付帯的に得られれば、それはそれで便利かもしれませんが、だからと言って家庭内の会話を含む音響情報を他人に提供するようなお人よしが’Google-Lover’以外にいるでしょうか。

そういうサービスはむしろ放送局側が積極的に展開していくべきで、既に ワンセグでは似たようなことをやり始めているのではなかったですか? Googleに先を越されてしまうようでは情けないので頑張って欲しいものです。。

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まだ悩んでいる新株予約権付社債の権利行使時の会計処理……。 (´д`;)

「実務対応報告第16号 : 会社法による新株予約権及び新株予約権付社債の会計処理に関する実務上の取扱い」の、社債金額(あるいは社債の対価)を資本金や資本準備金に振り替える、というのが理解できません。
なぜ、第236条第1項第2号の「当該新株予約権の行使に際して出資される財産の価額」ではないのか。

例え転換社債型であっても、社債部分の金額と新株予約権が行使されたときの払込金額を同じとする旧商法の規定(第341条ノ3第2項)が会社法ではなくなったので、両者の金額が異なっている新株予約権付社債の存在も十分に想定されるにも拘わらず、社債金額(あるいは社債の対価)を資本金や資本準備金に振り替えてもいいものなのでしょうか。

転換社債型であれば社債として払い込んだ金額を権利行使の対価とすることを前提としているのでDebt-Equity Swapしたとでも思えばいいのかもしれませんが、転換社債型でなかった場合には社債とは別に第236条第1項第2号に基づいて定めた金額(以下、「権利行使代金」と呼びます)を新たに払い込むことになるにも拘わらず、権利行使代金とは異なる(場合もあり得る)社債の金額を資本金や資本準備金に出来るのでしょうか?

例えば、権利行使代金を50百万円と定めたにも拘わらず、社債金額が100百万円だったら、その金額を払い込んで目的株式を手にすることとなるんですか?

実務的には1株当たりの行使価額を設定し、権利行使代金をそれで除算して行使株数を決めることとなりますが、社債の金額を資本金や資本準備金として払い込むのであれば、行使価額が変わってしまいます。あるいは行使株数の方を調整するんでしょうか。それだと権利行使後のShareに影響してしまいますよね。

なんか私、勘違いしてますか? 書店で最近出た会計の本の中で新株予約権付社債に触れているものを片っ端から漁ってみましたが、みんな実務対応報告第16号の丸写しでした。

結局、この話を整合させるには、新株予約権付社債の設計は転換社債型であるか否かに拘わらず、社債金額と権利行使代金を一致させるほかなくなります。というか、おそらく転換社債型で社債金額=権利行使代金であるものしか想定されていないと思われます。

でも困るんですよね。当プログラムでは転換社債型でない新株予約権付社債も想定していますし、社債金額と権利行使代金が不一致である場合、行使価額*行使株数(と新株予約権の払込金額)が、資本金及び資本準備金の増加額と一致しなくなってしまいます。

やはり転換社債型でない場合には社債部分は負債として残るのですから、資本金や資本準備金に組み込む(「振り替える」ではなく)金額は第236条第1項第2号に定めた金額とするべきではないでしょうか。

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