9月, 2007 のアーカイブ

Ver 6.10 を公開しました。

見た目や使い勝手に大きな変化はありませんが、プログラム上の効率化を図るため、ユニットがワーク・シートに挿入されるタイミング等、内部的な動作に関して基本的な部分を変更しました。version No.が跳んでいるのはそのためです。

※Ver.6.10以降のプログラムは、これまでのVer.6.Xシリーズとは互換性がなくなりました。Ver.6.06以前のプログラムによって作成中の資本政策案を、Ver.6.10によって継続的に作成することはできません。

Ver.6.10以降のプログラムをインストールした場合、Ver.6.06以前のプログラムによって作成中の資本政策案には、新たにユニットを挿入することができません。作業を続行するには現行のバージョンを使って完成させて頂くか、Ver.6.10で作成する場合には、お手数ですが最初のタイトル・ユニットから作り直して頂く必要があります。

その他の細かい修正点は以下の通りです。

  • 譲渡の際、譲渡対象有価証券を保有している者が、その保有数を超えて譲り受けようとするとエラーを表示していた点を修正しました。
  • 純資産額から控除する配当額の計算において、種類株式の自己持分が含まれていなかった点を修正しました(配当金は普通株式と種類株式を通じてすべて同じ額であるものとしています)。
  • 会社が新株予約権を取得したときの差額計算処理は取得ユニットではなく、譲渡ユニットにおいて簿価の半値未満で取引が行われたときに、差額を当期損益として処理するよう変更しました。
  • 株式分割・併合の際に目的株式の数を変更するよう変更しました。これに呼応して、新株予約権の再処分や消却時の処理について株式分割・併合による単価の修正処理を削除しました。
  • 権利行使の際の自己株式処分差益を26行目の資本調達額の欄に表示するよう修正しました。
  • 種類株式の希薄化による行使価額や転換価額の修正計算が、普通株式の発行済株式数と自己持分によって行われていた点を修正しました。
    未だ発行されていない種類株式が有利発行されたときは、当該種類株式を目的株式とする予約権の行使株数を発行済株式数とみなして処理します。

  • 種類株式を上場する時に発行された株式(公募株)は、新しいSeriesとして処理するよう変更しました。
  • 株式公開ユニットを含むユニット結合が行われた場合でも、公開価格が正しく計算されるよう修正しました。
  • 予想業績入力フォームにおいて、数値が未入力な箇所はボックス表示されるよう修正しました。

新しいプログラムは「1-2.DOWNLOAD」のページからダウンロードしてください。アーカイブ解凍後、ExcelにおいてVer 6.10以前のアドイン登録を解除し、新たにVer 6.10(Fncpln_CmL_610.xla)をアドイン登録してください。