Archive for the ‘MEMO’ Category

popurls経由で発見した記事。
The Top 5 Points A Venture Capitalist Wants To Hear
(VCが聞きたがる5つのポイント)

1) Exit Strategy
2) Entry Barriers
3)What is Product/Service Similiar to?
4) Existing Revenue
5) How Much Money Do You Need? For What?

①回収スキーム、②参入障壁、③競合商品/サービス、④現在収益、⑤必要資金とその使途、といった具合で、まぁ基礎的というか当たり前というか、この程度はすらすらと説明できないととても資金調達などできない、といった感じですが、1) Exit Strategyの説明の中で、

A popular exit strategy is being bought-out by a massive competitor or partner, such as the Web 2.0 companies who have been or are hoping to be aquired by a giant like Google. Other strategies like going public or simply liquidating the business exist, but remember that ultimately your exit strategy has to have data and some realistic thinking behind it.

という箇所があり、簡単に訳すと、Web2.0的企業の一般的な回収スキームは例えばGoogleのような他の有力企業による買収、次にIPO、あるいは単純に会社清算。いずれにせよデータに基づく現実的なシナリオが必要、とあります。
Web2.0的企業が展開するサービスは無料のものが多く、はじめからユーザーを集めて他社に買収されることを前提としているのだなぁ、と改めて感じた次第。IPOは2番目に語られるところや会社清算(倒産ではない)といった選択肢も、会社を共同体と見なしがちな日本と違ってさばけてるなぁと思いました。

また、以下のような記述も。

Venture capitalists and angels are looking for approximately a 10x return in 5 years on their money, so your venture must be able to provide this.

VCやエンジェルは5年で10数倍のリターンを期待している、というもの。実際のところ期待収益率はそれぞれの投資主体によって異なってくるでしょうが、総じて欧米ではこのあたりを基準としていると言うことでしょうか。

会社法であそぼ。:労働基準法とストック・オプション
有名な葉玉先生のBlog。本題は「自社の従業員に対するSOは、有利発行決議を取らないと「必ず」労基法24条と抵触するのか」ですが、それとは別に気になった箇所が。

次に、ストック・オプションについて、有利発行決議が不要となったこととの関係についてお話しします。

ストック・オプションって有利発行決議は必要なくなってたんでしたっけ。なにしろ本格的に会社法を読み込んだのが国会を通った後の昨年7月頃なんで、細かい部分は忘(ry

えーと、旧商法では280条ノ21において新株予約権の有利発行について定められていたわけですが、会社法では、無償発行については第238条第1項第2号に払い込みを要しない場合についても募集事項として決定するとされ、第2項において募集事項の決定は株主総会による、とあります。そしてその決議方法は309条第2項6号により特別決議なわけですね。

うーん、有利発行について独立した条項はなくなったものの、実質的にはあまり変わりないような。そもそも会社法においてストック・オプションってどういう定義づけなのか。第2条にも「新株予約権」はあっても「ストック・オプション」はないですしねぇ。通常言われるとおり、無償で発行される新株予約権と考えていいのでしょうか。

何が変わったかと言うと、「特に有利」の判断において、商法は「払込価額」と新株予約権の公正価値を単純に見比べていたのに対し、会社法では「払込価額」に加え、これまで有利性の判断で無視されてきた「労働者が頑張って仕事をしてくれる期待に対する価値等」を加味して、新株予約権の公正価値と見比べることになったということに過ぎません。

無償発行とは、「会社法では『払込価額』に加え、これまで有利性の判断で無視されてきた『労働者が頑張って仕事をしてくれる期待に対する価値等』を」も「加味」すべき新株予約権の価値を0にしてしまうことなのでしょうか。それとも、本来支払うべき対価に換えて、「労働者が頑張って仕事をしてくれる期待」を会社に支払っているということなのでしょうか。

ま、この辺りは下手に素人が弄くっても言葉遊びに終わってしまうものなのですが。

五反田ではたらけ!エロ社長の日記:携帯のOS
携帯電話市場というか規格などについて、分かりやすく簡単に解説されていたので、例によってメモメモ。

通信方式、サービス、消費者ニーズ、全てがグローバルと違う方向に進んだ結果、日本では世界に例を見ないモバイル市場が花開き、インデックスなどの新興メディア企業を生み出しました。
そのかわり、デバイスを担う電機メーカーは「進化の袋小路」にはまり海外での競争力を失ってしまいました。

携帯の通信規格
恥ずかしながらの発見

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Web 2.0 Directory : Top 907 Web 2.0 Sites
便利なサイト。それにしてもいっぱいあるものですね。

いつものメモ。
TechCrunch » Did YouTube Just Raise another $25 million?

I’ve heard from three independent sources that YouTube may have very quietly raised another $25 million in venture capital after raising two rounds totalling $11.5 million from Sequoia Capital. YouTube’s last round ($8 million) was announced just a month ago, on April 5, 2006.

3回のファイナンスによるYouTubeの総調達金額は11.5+25=$36.5 Million。
(前2回はSequoia Capitalから調達。)

Like I said, this is only a rumor (and I’ve been dead wrong with YouTube rumors in the past), but this one makes a lot of sense.

これはまだ噂。YouTubeについては過去に大間違いだったこともあるが、ファイナンス自体には合理的理由がある。

35 million videos are watched daily and they have 13 million unique monthly visitors.

1日辺り35百万のビデオが視聴され、13百万人の訪問者数がある(uniqueと書いてあるので重複はなし)。

Forbes reports that YouTube’s bandwidth fees are approaching $1 million per month. Since YouTube is revenue-free (they just started placing ads on the site in March), they need more than $11.5 million in capital to keep up with growth.

ForbesによればYouTubeの1月の回線料は百万ドルで、成長を持続するには$11.5 million以上の資金が必要。

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